イエナカ不具合研究所

家の中の不具合を研究・改善していくブログといいつつ、いたらぬ家事レベルを頑張って上げようとしている主婦の軌跡

庭のフキを採って食べる系主婦

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料理カテゴリに登録しているんだからいい加減に料理ネタを書かねばと思い、ついに重い腰を上げたとりめしです。

 

フキ、美味しいですよね…。

 

シャキシャキ食感に独特の香りが大好きな私は春になるといつも薄味の煮物を仕立てます。

 

その肝心なフキは買ってくるの?

 

ノー!!

 

スーパーで買ってきたフキなんてここ何年も食べたことがない!

 

なぜなら北海道はそこら中にフキが生えまくっているから。

 

もうね、普通の住宅地でもごく普通に生えてます。

 

水の関係とか空気の関係で山の方が美味しいという話も聞きますが、舌バカの私はその辺に生えているフキで十分。

 

気が付けば家族揃ってフキ好きです。

 

下の子供も進んで食べるから旬もの、採れたてはやっぱり美味しいのかも。

 

でもね、流石にそろそろ道端のフキは赤くなってきてるんですよ…。

 

というわけで本日は庭のフキを採取。

 

そのついでにフキ情報をまとめてみました!!

 

いいフキ、わるいフキ

市販されている水煮のフキやお弁当に入っているフキを見ると緑がかっている色をしているのが特徴かと思います。

 

しかし、地面に生えているフキは茎が緑のものと赤いものがあります。

 

生えて間もない頃は緑の茎が成長と共に赤い茎になっていくわけですが、赤くなったものはアクが強くて美味しくありません。

 

ちょっと赤いくらいでも我が家では嫌がられるので極力、緑のものを選ぶのですが切ってみたら一部が赤いなんてことも…。

 

でもこの場合はアク抜きの段階でだいぶ抜けるので、私はそのまま料理してしまいます。

 

お店で売っているフキもだいぶ赤くなっているものが売られている場合があるので、購入の時は要注意!

 

出来上がりも緑の方が美しいのです。

 

太さは好みでお選び下さい。

 

私はシャッキシャキが好きなので、なるべく太めを選んでしまいます。

 

太くなるとそれだけ成長し、繊維も太く硬くなってくるのでそこそこ細い方が食べやすいし赤くなっている確率も低い気がする。

 

下処理は意外と簡単ですぜ!

お次はフキの下処理方法ですね。

 

採ってきてそのまま切って煮れば食べれる、というわけにはいかないフキ

 

下処理はマストなんですが、別にそこまで面倒なことはいたしません。

 

多少、時間はかかるものの私はこの作業が結構、好きです。

 

やり方は人によって色々かと思うので、ちゃんとしたやり方が知りたい方は是非クックパッドで調べてください。

 

きっと私よりもキチンとしたやり方を載せている方がたくさんいるはず…。

 

あくまでも私のやり方は実家のやり方+自己流です!

 

①まずは表面をよく洗います。

 

外から採ってきたものなので汚れもありますし、表面には産毛的なものが生えているのでそれをざっと流すだけ。

 

あまりゴシゴシとはやりませんね~。

 

②鍋にたっぷりのお湯を沸かして茹でていきましょう

 

鍋の大きさにあわせてフキを適当にカットします。

 

大体のフキが結構な長さなので2,3等分しないと入り切らなくって上手く茹でられないのです。

 

お湯が沸いたら塩を多めに入れて茹でていきます。

 

その時、フキがしっかりとお湯に浸かるようにしておかないと茹でムラが出来てしまいます。

 

今日の私はここで失敗しました…。

 

お湯が少なかったものの、面倒だとまとめて茹でたら柔らかいところと硬いところが出来てしまって。

 

茹ですぎるとボロボロになってしまうので茹で過ぎには要注意!

 

私はフキを入れ、再沸騰したくらいでもう終了です。

 

③たっぷりの水に浸しましょう

 

茹で終わったらすぐに水に浸します。

 

このまましばらく置いておけば多少、赤いフキも色が抜けて緑色になります。

 

ひと晩くらいは冷蔵庫に入れてアク抜きをしてもいいかも。

 

そのあとは遂にお待ちかねの皮むきですよ!

 

④すっと剥ける皮が快感…

 

茹でて冷まし終わったら外側の皮を剥いていきましょう。

 

ここは固くて食べづらいのでキチン取ることをオススメします。

 

細ーいフキはこの皮をそのままにして佃煮なんかにしてもいいらしいのですが、煮物用の太いものはそうはいきません。

 

でも比較的、簡単に剥けるので初めての人でもすぐにできると思います。

 

端っこから外側の皮をつまんで剥がし、そのまま下に引っ張っていけばスーっと一気に剥けます。

 

この調子で一周ぐるっと剥けばおしまい!

 

少しずつ剥いておいて最後にまとめて下に引っ張るのもいいですね。

 

私はこの作業が大好きなので一人で黙々と作業してしまいます。

 

子供と一緒にやるのもオススメ!

 

とは言ってもウチの子供はやりたがりませんがね…。

 

全部のフキを剥き終わったら後は一口サイズにカットしてお好きな味付けで煮るだけです。

 

我が家ではだしの素と醤油にみりん、塩少々の味付けであっさりと頂きます。

 

塩で味を調整し、しょっぱめに仕上げた煮汁にフキを入れてひと煮立ち。

 

そのまま放置し、冷めたら味が染みるようにした食感重視の一品です。

 

お肉や他の野菜と一緒に煮てもよし、油で炒めて醤油やみりんで味つけしてもよし。

 

フキって和食系に結構使えるんですよね。

 

炊き込みご飯も美味しいです。

 

自分で食材を入手する喜び

 

子供はフキを取りに行くとなると進んでついてきます。

 

自分で食べるものが採れるって感覚が面白いみたいで。

 

お店で買うのはもちろんいいのですが、自然にあるものを自分の力で入手するって面白い体験だと思うんですよね。

 

しかも家の庭だったり、その辺に生えているものを食べれるって。

 

そんな教育的意味も考えつつ、本当は食費が浮いてラッキーな下心モリモリな私です。

 

北海道以外でもフキは割と自生している植物ではないかと思います。

 

気になった方は是非、お試し下さい!

 

明日も頑張ります。